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こんにちは、たぐです。

本日7月19日の日経朝刊文化面での俳優さんのお話がお船の関わる話題で興味深かったので紹介します。



寄稿されているのは俳優の平井靖さんです。

平井さんは東映、大映を経て現在は松竹に席を置く大部屋俳優さんです。「必殺」のシリーズで船頭役を演じて以来この船頭役を極めるために腕を磨いてきたそうです。
本文を引用させてもらいます。

--時代劇で使う舟は小さく、バランスを取りにくい。一番気を使うのは、主役の演技を邪魔をしないようにすること。舟を揺らさず静かに進ませなくてはならない。馬と同じで、焦るとそれが伝わって舟は迷う。素足で立ち、足の裏で微妙なバランスを感じとる練習を何度もしてきた。--

船をこぐのには櫓と竹竿を使うのですが、竹竿のほうが扱いが難しいのだそうです。一人前になるのに櫓は3年、竹竿は8年かかると書かれていました。
役者としての舟の漕ぎ手ならではの技術としてカメラに合わせる苦労も書かれていました。
ロケ地、天候なども含めて条件が悪い場合があっても-だって川などは流れの速さもそれぞれ違いますもんね?-監督の指示通りにする、画角への収まり具合、決められたスピードの維持、いろいろ考慮しながら大きな波を立てず一筋の航路を描くように漕げば映像の美しさが上がると、とてもこだわってらっしゃいます。
たぐは子供の頃じじさまと一緒に「水戸黄門」を見た思い出が強かったり、「桃太郎侍」もキャッキャして見てたし「遠山の金さん」は松方さんと、西郷さん世代…と、確認してみたら、西郷さんの金さんは遠山の金さんじゃなくて「江戸を斬る」ですね、そっか、同じに金さんだから混じってました(^o^)、と、わりと時代劇を見て育ったほうだと思うので、きっと船をこぐ平井さんの姿も何度も見ているんでしょうね。ああ、この人!とおぼえているわけではないんですけども。
でもその、「覚えてない」のも、彼のような俳優さんには大事な部分なのかもしれないなと思うのです。
とくに今回取り上げている「舟を漕ぐ」演技のシーンとかは、前方に乗せている主演俳優さんたちにスポットが当たるべきですもんね。ときにはセリフもしゃべる、動く背景、といった位置づけでしょうか。

近年時代劇が減り厳しい時代だが、復調の兆しもあると書かれ、結びの段では舟漕ぎを若手に指導をしている旨を書き添えていらっしゃる平井さん。
そうなんですよね、しっかり役になって周りを固めてくれる人がいて、中心人物が輝くんですもんね!

これからも後進の指導もしつつ、ご自分の演技のお仕事も頑張ってください。



ネットではきっと会員記事で全文読めないと思いますが、一応リンクを。

舟こぎ一筋、脇役の誇り 
時代劇支える職人技








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