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本日の日経新聞朝刊に、東洋大学の教授村田奈々子さんが船に関する歴史のことを寄稿されていました。
その表題が今日の自ブログのタイトルにもしております「難民の危機救った日本船」です。

日経新聞10/12朝刊文化 
「難民の危機救った日本船」


一応日経の電子版ページをリンクしておりますが、会員の方しか全文は読めない記事になっております。
ので、概要を書き出させてもらいます。

日本ではあまり知られていないのですが、実は昔、ヨーロッパで日本船が難民を救ったことがあるそうです。
時は第一次大戦後。
ギリシャとトルコの間で戦争が勃発したことにより、ギリシャ人アルメニア人らが多数難民となってスミルナ、現在のトルコ・イズミルを脱出することに。この時スミルナ港に停泊していた日本船が難民救出に関わったらしいとのこと。
その船は村田さんの調べで、Tokeimaru、神戸の東和汽船を親会社に持つ大連東和汽船の「東慶丸」(1892年、英国にて建造。総トン2271トン)と判明したそうです。
ギリシャの主要紙、アメリカのNYタイムス、イギリスのデイリー・テレグラフにも日本船がギリシャ人を助けたという内容の記事を見つけることができ、船の写真もあったそうで、実在している船だと裏も取れてるんですね。

村田さんはこの調査の経緯を一橋大学の地中海研究会の発行する「地中海世界論」に紀行されたそうです。

一橋大学 
地中海研究会


神戸の東和汽船についてネットで調べてみましたが、現在会社はないみたいです。立派な建物があった写真はいくつか見ることができたのですが、それも現存していないようです。
これはもっと詳しい情報が知りたくなりますね。
今回の記事を読みかじっただけのたぐでもそう思うのですから、この記事をお書きになった村田さんはきっと情報を切望されているだろうなと思いました。
記事を〆る一文がそれを物語っていると思います。

「今後、当時の事情を知っている日本の方が名乗り出てくれるようならば大変うれしい。」記事本文よりお借りしました。







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